ロマサガ2リプレイ(39)ギャロンとの対決
(39)ギャロンとの対決
数週間後、チマーシン帝の崩御に伴いサイゴ族の戦士、アリルビョルンが78代皇帝に即位した。
「先代の遺志を継ぎ、ギャロンを討伐せんとす」
そう考えたアリルビョルンは選抜部隊集めに取り掛かり、ソーモンに出向きヒラガ家の最高傑作、自動人形コッペリアを選抜部隊に入れた。
「仲間になってやるからありがたく思え」
ヒラガいわく口は悪いが腕の立つ自動人形らしい。
続いて皇帝はコムルーン島を訪れ、サラマンダ―の族長タンボラを選抜部隊に入れた。
「アバロンの戦闘員養成所部隊は実戦ではさほど役に立たぬ」
訓練のための訓練に明け暮れ、力を増したモンスターには太刀打ちできぬだろうとアリルビョルンは判断した。だが戦闘員養成所を訪れ、弓使いの凄腕の女戦士、テレーズをパーティーに入れた。やはり混戦や乱戦になった時に弓使いがいるのといないのとでは違う。それにテレーズはジェラール皇帝の血を引く名門。
「あとは魔法使いだが・・・」
アリルビョルン帝はカンバーランドを訪れ、フォーファーの女ホーリーオーダー、モニカを選抜部隊に入れた。2週間ほどアバロンで合宿を行い技や術を覚えこませた後
「しからばハリア半島からヌオノに潜入するぞ」
666.ラッフルツリー
例のごとくハリア半島は魔物の巣だった。
667.ラットラー
668.コカトリス、ブレイザー、レイバーホーン、ナスティペタル
669.百獣王3体、ブレイザー、ストーマー
670.火の精霊、土の精霊
671.バク
672.アドバード、ドレッドナイト
673.エレキテル(巨大電気うなぎ)×2
674.スノーウィルム(冷気を吐く中型の竜)テレーズDYING、モニカDYING675.ナイトフォーク(鋭利な爪を持つ猛禽)、ブレイザー2体、ドビー
676.コカトリス、ワイバーン2体、ウイングメア
677.パイロヒドラ
678.シグナルツリ―、アルラウネ、ワイバーン、大河馬
679.エレキテル、フューザー、メドゥサ(半蛇半女の怪物)
680.マンティスゴッド (テレーズDYING)
681.アゾート、毒ヒル、素魂、土の精霊
682.シザースパイダー2体、タランテラ、ナイトシェード
683.ウーズ、ブロッブ2体、ゼリー
684.ブロッブ、ウーズ
ギャロンとの戦いが控えているため、会敵は最小限に押さえ、皇帝一行はハリア半島を抜けた。250年前と同じ手を使って間道からヌオノの根拠地へ。ギャロンは皇帝一行が海路からくるものと思い込んでおり、急襲にあわてふためいた。
685.ギャロン
予想に反してギャロンの剣技はたいしたことなく、よってたかって攻撃して鎮圧。しかしギャロンは頭目の館へ逃げた。追いかけたが人間系モンスターが立ちはだかった。
686.ラーマ(メイスを持った鎧の戦士)、マスター2体
687.ラーマ、エルダー2体
688.ラーマ、グレート、ヴァイカ―
人間系モンスターを掃討したが、ギャロンは裏口の水路から小型船に乗りこみ脱出を企てていた。
「これで勝ったと思うなよ!俺様のバックには七英雄の一人、海の王者スービエ様がついているのだ、いつかパワーアップしてお前ら全員ぶっ殺してやる」
テレーズが矢を射かけようとしたがアリルビョルン帝が制止した。
「奴は小物だ。商船団から追放できればそれでよい」
これで帝国の収入は回復した。そして1年が経過。
「七英雄に対抗する力を得るため、少しは領内を遠征せんとす」
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