ロマサガ2リプレイ(68)チカパ山ふたたび
(68)チカパ山再び
2254年
「さて、やっとおちついた」
1000年以上の懸案であった七英雄のリーダー・ワグナスを討ち果たし、イングリッド皇帝は「戦神」と称されるようになった。もっとも本人は「後衛の3人がひるまず猛攻を入れてくれたから勝てた」と謙遜していた。
「だいぶ遅れたが、イーリス族を表敬訪問する」
残敵掃討が一段落ついたあと、イングリッド帝以下5人の選抜部隊はチカパ山へ向かった。
1497.スノーウイルム
1498。マルガリータ
1499.フォージウイルム
1500.フォージウイルム
1501.トウテツ
1502.カバ人間2体、溶解獣
1503.スノーウイルム
1504.カバ人間2体
1505.フォージウイルム
1506.スノーウイルム
1507.ブラックウィドウ、シャークピード、アルラウネ、シグナルツリ―
1508.カイザーアント
1509.ブラックウィドウ、シャークピード、ラットラー
1510.バジリスク、寄生鬼
1511.かえるの殿様2体、パザティブ
チカパ山山頂近くにあるイーリスの村で歓待を受けた後、一行はチカパ山向かいのトーレンス地方の探索に出た。古代人が棲む「忘れられた町」の情報を聞いて、山を下りるとすぐにそれらしき町が見つかった。
奥には古代人、オアイーブがいた。
「久しぶり・・・ですね」
「レオン様の記憶を受け継いでいる・・のですね」
イングリッド帝は古代人オアイーブと1対1で会談。
「七英雄のリーダー、ワグナスを倒したいま、残る七英雄もそうそう帝国と事を構えようとはしないと思われますが」
「いいえ、ワグナスは死んではいません。むろんボクオーンもロックブーケも」
驚愕の事実が発覚。
七英雄の本体は別の場所にあって、地上で活動しているのはかりそめの肉体。いくらかりそめの肉体を叩いても本体が無事である限り、長期の眠りを経てパワーをたくわえて復活する…それが同化の力を得た古代人の力らしい。
「七英雄を完全に倒す方法はないの?」
「ひとつだけあります。七英雄のかりそめの肉体を6人倒すと、残り一人は本体を守るため必ず本体のある場所へ移動します。それが彼らの血の誓いなのです」
「それじゃあ、あと残っているノエル、ダンターグ、スービエを2人倒せば・・・」
「そうです。その時こそ本体を倒す1回だけのチャンスです」
「わかったわ。アバロン帝国は何としても、何年かかっても七英雄を・・・」
「あともうひとつ。伝承法にも限界があるのです。おそらく次にクジンシーが復活した時が最後の伝承者です。それ以降は伝承の儀式をやっても何も起こらないでしょう」
「・・・・承知したわ」
一行は忘れられた街で一泊。そこでメルー砂漠南にあるもう一つの遺跡の話を聞いた。太古の武器防具が眠っているらしい。そのあと一行は海辺に出て軍船に乗り込んだ。
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