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2019年2月17日 (日)

WASオールスターリーグ戦(6)

(6)
そして月日は流れ、いよいよリーグ戦の初日、8月12日横浜大会を迎えた。
朝9時頃から選手が続々と会場入り。
「ちょっと腰が痛いですけど・・・まあやるしかありません」
新日本女子プロレスの王者、マイティ祐希子は9時10分に会場入り。昨日の土曜日は自団体の有明大会でビューティ市ヶ谷の挑戦を受け、30分以上の死闘の末にバックドロップホールドでベルト防衛に成功したのである。よりによって今日1試合目ははメインで西の狂龍、サンダー龍子と激突する。2試合目は強力な打撃を持つSPZのコンバット斉藤とぶつかる。両方とも楽な相手ではない。

WARS軍団も昨夜は大阪でビッグマッチがあり、朝一の新幹線で横浜入り。
「ああ、眠ぃ」
サンダー龍子がキャリーケースを引きながら控室に消える。
SPZはこのために8月シリーズを8月下旬にずらしていたので休養十分。ソウルジャーは金曜日まで首都圏シリーズを開催し、1日のオフを置いて初戦に臨んだ。

開場前のリングを使った練習は9時半から、1団体20分ずつの割り当て。きょう使用されるリングは新女のリングなので、それ以外の3団体の選手はリングに上がってロープの感触や受け身の感覚を確かめた。

午前11時、開場。16興行ともチケットは前売り段階で完売し、それゆえパブリックビューイングも全国8か所で設けられた。

午前11時57分。第1試合を裁く新女の阪口レフェリーがリングに上がり一礼。リングアナも本部席に陣取り木槌を握る。
午前11時59分、リングアナがゴングを木づちで5回叩き、興行の開始を告げる。
オーロラビジョンでカウントダウンが流れ、自然発生的に観客が5,4、3,2とカウントダウンを数え、ゼロが唱和されるや否や2人の選手が走って入場してきた。

第1試合 ロイヤル北条(新女)VSマーメイド千秋(WARS)

リーグ戦の前に、セコンド選手による前座試合がどの会場でも3試合ずつ組まれる。

興行のオープニングを飾るのがこの2人。レフェリーチェックのすきをついていきなり北条に殴り掛かっていったマーメイド千秋だったが、打撃を受け切った北条が両腕で千秋の頭を押さえつけ頭突き、そのあと力任せにひねり倒した。
ならばと千秋は起き上がりミドルキックを撃ちこんで行ったが、北条も防御し、三発目の蹴り足をつかんで力任せになぎ倒した。
「このおっ」
力の差を見て取った千秋は、いったん間合いを取りダッシュして突っ込んで行ったが、やすやすと組み止めた北条はそのまま首根っこをつかんで早くも得意のDDTへ。
「ぐわあっ」
なんとこれで3カウントが入ってしまった。勝負タイム1分55秒。完勝を収めた北条は勝ち名乗りを受けるや一礼してリングを降り、引き揚げた。そのあと敗れた千秋も起き上がり、頭に手をやりながら引き揚げた。

第1試合の後リーグ戦の入場式。まずSPZの4人が御揃いの青いジャージで入場。リーグ戦の常で名前入りのたすきをかけている。そのあとWARSの4人が各々のトレーニングウェアで入場。そしてソウルジャーの4人がデザイナーズブランドのトレーニングウェアで入場。最後は新日本女子プロレス、団体ロゴの入った赤いジャージで入場。市ヶ谷だけはジャージではなく入場用ロングガウンを羽織っていた。

リング上に16人の選手が4列縦隊で並んだあと、実行委員会名誉代表の衆議院議員が開会宣言を読み上げ、優勝者には賞金1000万円と記念トロフィーが贈られますとのアナウンスで場内どよめき。16人の選手は緊張感をたたえつつ静かな表情。

2019年2月10日 (日)

WASoオールスターリーグ戦(5)

「選手、スタッフのギャラはどうなりますか」
SPZの杉浦部長が問題提起する。
「各団体でそれぞれ差があると思うが、基本的には1試合50万円支給する。また、敗北した選手には手当として1試合につき30万円プラスする。前座試合に出場する若手選手及びレフェリーは1試合10万円、リングアナは日当5万円を支給する」

一般的なファイトマネーの相場よりはるかに高額だった。16試合に出場するだけで800万円以上の報酬が得られる。ギャラは選手個人に支給か、団体に支給かで揉めたが、団体に所属しているわけだから団体に支給するのが筋という結論になった。この他、青コーナー、赤コーナーの割り当て、試合順、入場順はどうするのかといった問題も討議されたが、破格のギャラで場が和らいだこともあり、どうにかまとまっていった。

しかし最後に選手出身の杉浦美月が口を開いた。
「ブックは厳守ですか」
重い沈黙が流れる。
「8日間で16試合もやるんだ、潰す気でやり合うわけにもいくまい。ブックは守らざるをえないのでは」
各試合の勝ち負けは基本的にマッチメイカーの小淵沢に一任ということで承諾を取り付けた。フィニッシュは選手間で予め決めてくれればよい。しかし流れでの決着が無いと、当たり所が悪く戦闘不能になったケースはどうするのかという問題も出てくるので、そういう状況になった場合はレフェリーの判断で臨機応変に対応という結論になった。

(シュートやセメントを仕掛けてきた場合の対応が難しいですね・・・)

杉浦部長が沈思する。自団体同士の選手なら暗黙の了解があるので受け切れるレベル以上の激しい攻撃は控えるが、他流試合なら何が起こってもおかしくはない。かといってリングの上では暴力的なものを見せなければならない。対戦相手が度を超えた激しい攻撃を入れてきたら、持っている技術で何とかしてもらうほかないか・・・・そう杉浦は考えた。

その後も定期的に各団体と運営の打合せは続き、最終的に各団体と運営が契約書を取り交わし、後戻りの道を封じてから、5月上旬にリーグ戦実施の記者会見が開かれた。
「まずはこの企画の趣旨に賛同して頂いた4団体の社長にお礼申し上げます。」
イベントプロデューサーの小淵沢があいさつする。
「16選手がしのぎを削るリーグ戦全120試合、超一流選手同士の攻防は我が国が誇るプロレスリングの精華を見せてくれることでしょう」

2019年2月 3日 (日)

WASオールスターリーグ戦(4)

(4)
「まったく頭の固い奴らだ、なかなか決まらないではないか」
経済産業省の幹部が嘆く。対応策として、やはり業界人を説得するには業界人ということで、数年前に引退した男子大物プロレスラー、小淵沢昌紀がイベントプロデューサーとして運営に携わることになった。メジャー団体で現場監督を長らく務めていたので、マッチメイクやリーグ戦の調整にも手腕を発揮してくれることが期待された。

翌週行われた2回目の各団体打ち合わせ。小淵沢の他、京スポ新聞からベテランのプロレス記者、若林太郎が出席した。マスコミ関係者を列席されることで議論を進めようという狙いであった。
「それではお願いした「封筒」を提出してください」
各団体の担当者が無言で封筒を取り出し、小淵沢に渡す。誰をリーグ戦に参戦させるかという案を会議の場で決めていたのではまとまらないので、なかなかまとまらないので予め各団体サイドで4人の出場者を書いた書面を封筒に入れて提出する仕儀となった。

「新日本女子プロレス、マイティ祐希子、ビューティ市ヶ谷、ボンバー来島、ブレード上原」
おおむね妥当な人選だった。現チャンプの祐希子とその抗争相手の市ヶ谷は当然として、残る2名は祐希子のパートナーであるボンバー来島と、やや古参の強豪選手、ブレード上原が選ばれた。

「WARS、サンダー龍子、ライジン美冬、白石なぎさ、グリズリー山本」
WARSは絶対エースのサンダー龍子は当然として、次代を担う若手の有望株である美冬と白石にチャンスが与えられ、残る一枠はここ数年暴れているヒールレスラーのG山本が選ばれた。

「ソウルジャー、武藤めぐみ、結城千種、ラッキー内田、氷室紫月」
ソウルジャーは現在のトップグループ4名をそのまま出してきた。スター性のある武藤、結城のWエースと、技巧派の内田、氷室が選ばれた。L内田とタッグベルトを持っているマッキー上戸も候補に挙がったが、こういう他流試合のリーグ戦では技術や総合力を持っている選手が優位だろうと判断された。

「SPZ、伊達遙、草薙みこと、南利美、コンバット斉藤」
SPZも現在トップでしのぎを削っている3大化け物が順当に選ばれ、残る1名は若手の中から打撃戦に定評のあるコンバット斉藤に白羽の矢が立った。

「組み合わせは公平を期するため、後日公開抽選会を行います。よろしいですね」
恣意的に組み合わせや対戦相手のスケジュールを決めるとどうしても不公平感が出てきてまとまらないと考えた運営は、全カードをコンピューターによる抽選で決定することにした。

「大きいイベントになればなるほど、細かいこと、些末なことが大事になってくる」
小淵沢はこう語り、まずはリーグ戦のレギュレーションを会議に諮った。
(1)総当たりリーグ戦の試合時間は30分1本勝負とし、勝ち2点、時間切れ引き分け1点、負け及び両者リングアウト、両者反則、無効試合は0点の得点を与える。
(2)15戦目終了時点で得点上位2名が決勝戦進出とし、最終戦で決勝戦を時間無制限1本勝負で行い、勝者を優勝者とする。同一得点者が複数いる場合は、(A)直接対決の勝者(B)勝利数の多い方 (C)勝利試合の試合時間合計が短い方 で決定される。

この項目で(C)の条項は一部団体から「手堅いプロレスを得意とする選手に不利に働く」という異論が出たが、長い試合が続くとお客様も疲れるという小淵沢の意見もあり、原案通りとなった。

(3)反則は5カウント、場外カウントは20カウント、それ以外はレフェリーの裁量に任せる。なおレフェリーは各団体から1名ずつ選出するが、団体間対抗のカードの場合は、公平を期するため双方の所属団体以外のレフェリーが裁く。

小淵沢の用意した素案はさすが業界歴40年ということで、ずいぶん細かい事まで押さえられていた。

このあとはリング外のロジスティックスについての検討が行われ、控室は1選手1人、セコンドとして若手選手1人ずつの帯同を認める、会場間の移動はハイヤー、新幹線、長距離の場合はチャーター機と決められた。

2019年1月27日 (日)

WASオールスターリーグ戦(3)

(3)
「さて」
運営側は経済産業省の幹部2名と、内田をはじめとする広告代理店スタッフ4名、イベント運営会社の幹部4名という陣容だった。

「まずは興行スケジュールの大枠を決めたいのですが」
内田が用意した叩き台の案では、8月5日から19日まで、15日間の興行を全国各地を巡業する形で行い、全15戦のリーグ戦を行い優勝者を決めるというものであった。

「あきまへんな、2週間もうちの興行をエース抜きでやるわけには。日銭商売やから」
初老のWARS社長は強硬だった。WARSは大阪梅田の常打ち会場で月2回の定期興行で収益をあげていたので、主力不在での興業は回避したかったのである。他の3団体も
塩津社長の意見に同調したが、総当たりリーグ戦を開催して夢のカードを提供するという当初の思惑が崩れかねないと考えた運営側も反論したのでこれだけで1時間以上紛糾した。

「1日2興業の、昼の部と夜の部のダブルヘッダーではどうでしょうか」
選手の負担が大きいとSPZの杉浦社長が渋ったが、後のフロント組の3団体の代表はそれで日程が短縮できて、かつ自団体の興行日程を圧迫しないので同意した。確かに1日2試合というのは負担だが、駆け出しの若手ならともかく鍛え上げられた肉体と精神を持つ選手ならできないことはない。現にインディーの中堅レスラーは昼は後楽園、夜は横浜で試合に出るというのは良くある話である。

けっきょく最初の打ち合わせでは興行日程だけ決まって終わった。
8月12日(日)神奈川・横浜スペシャルホール 第1戦・第2戦
8月13日(月)北海道・どさんこドーム    第3戦・第4戦
8月14日(火)名古屋・しゃちほこドーム   第5戦・第6戦
8月15日(水)広島・若鯉球場        第7戦・第8戦
8月16日(木)福岡・九州ドーム       第9戦・第10戦
8月17日(金)大阪・難波パワフルドーム   第11戦・第12戦
8月18日(土)宮城・仙台北アリーナ     第13戦・第14戦
8月19日(日)東京・新日本ドーム      第15戦・第16戦(決勝戦)

試合開始時刻:昼の部12時、夜の部18時
お盆の時期の大きい会場8連戦、ビッグマッチには不向きな時期だが、夢のカードとなると話は別だろう。さっそく政府関係者を通じて会場は押さえられた。一部プロ野球の日程とバッティングするところが出てきたが、政府関係者の巧みな根回しによって日程調整が図られた。

2019年1月20日 (日)

WASオールスターリーグ戦(2)

(2)
あくる日、大手広告代理店の「個人消費促進プロジェクト」の担当、内田は徹夜で作った企画書をもとに主要女子プロレス4団体の事務所を回ったが、結果は芳しくなかった。
「2週間も自前の興行を休みにはできない」
「やるのはいいが、自分のところの選手を優勝させるという確約がなければ駄目だ」
「慣れない他流試合で主力選手が負傷してしまうと今後の興行に影響する」
「うちは他団体とは交わらない。初代社長の遺訓だ」

「断られたで済むと思うか!ボケが!」
経済産業省の幹部は内田を叱咤した。
「ですが・・・」
「国家権力に逆らうことなどできないのだよ。まして相手はたかがショープロレスの会社だろう」
「しかし、どうやって交渉の突破口を開けば・・」
「頭があるんだろう、少しは考えろ」

しかし交渉は進まなかったので、経済産業省の幹部は財務省のつながりを頼み、主要4団体に「オールスター興行に協力しないと税務調査を徹底的に行うぞ」という恫喝に近いことを行った。プロレス興行会社は往々にして金の管理にルーズでたたけば埃は出てくるのであって、4団体は渋々ではあるものの主力選手の参戦を大筋では承諾するに至った。

2月下旬、都内高級ホテルの会議室に4団体の関係者が集められた。

・国内最大手の女子プロレス団体、新日本女子プロレス
「藤野です、宜しくお願い致します」
創業70年余りの歴史を持つ日本最古のプロレス団体。純プロレスとエンターテインメント性を融合させた興行スタイルと緻密なマーケティング力で他社の追随を許さない。直近は新エース、マイティ祐希子に人気が集まり、何度目かの黄金期を謳歌している。新宿に自社物件の本社ビルを構え、毎年しっかりと利益を出している。この日の打ち合わせは渉外部長の肩書を持つ男性スタッフ、藤野が出席した。

・過激なスタイルで根強い人気の女子プロレス団体WARS
 「営業統括の塩津です。ほな、よろしく」
創業40年と後発ながら、大阪吹田の雑居ビルに事務所を構え、関西を中心に興行を行っている女子プロレス団体。女子団体の枠を超えていると評される荒々しいスタイルと、反則・凶器も辞さない抗争図式で人気を集める。直近では大型凶暴エース、サンダー龍子が頭角を現してきたものの、経営陣が弱くどうしても日銭商売の域を脱せず、安定して利益を出せず財務基盤も脆弱。この日の打ち合わせは2代目社長の塩津みずから出席した。

・最近急成長してきた女子プロレス団体、ソウルジャー
「ソウルジャーの田野倉と申します。どうぞよろしくお願いします」
創業5年と最新鋭ながら、近年日の出の勢いで勢力を伸ばしてきている。前身は10年くらい前に小売業チェーンが大金を投じて立ち上げたVGというプロレス団体で、経営不振に陥り、一時活動停止に陥ったが、アパレル大手が資本を投入し、新しいプロレス団体「ソウルジャー」として再出発を切った。徹底したルックス重視の採用で当初は業界内の地位も低かったが、優秀なコーチ陣を採用し超科学的トレーニングで武藤めぐみらエース級の選手を鍛え上げ、最近は首都圏興行は軒並みソールドアウト。埼玉県戸田市に自社ビル兼道場を構える。この日の打ち合わせは執行役員総務部長の肩書を持つ男性スタッフ、田野倉が出席した。

・横浜のお嬢様プロレス団体、SPZ
「巡業部の杉浦です。よろしくお願いします」
創業24年と比較的後発ながら、大手IT企業のエスピーソリューションがバックについており、財務は健全で横浜戸塚に自社ビルの本社も構えている。興業は関東を中心にしているが九州や東北北海道も定期的に巡業を欠かさない。基本的には打撃投げ関節のスポーツライク路線が売りだが、ある程度ルックスや健康的なお色気も初代社長が重視したため、地方巡業では程々のショープロレスもこなす。ここ数年は南利美、草薙みこと、伊達遙の3大化け物がしのぎを削っている。この日の打ち合わせは道場チーフコーチの元レスラー、杉浦美月が出席した。

2019年1月13日 (日)

WASオールスターリーグ戦(1)

(1)

時に、西暦2033年。
「本当ですか?」
「仕方あるまい」
大手広告代理店のビル地下にある隠し会議室。
「財務省はどうしても消費税を上げたいらしい」
21世紀中盤、高齢化に伴い社会保障関連の費用は加速度的に上昇し、赤字国債の乱発による財政破たんを恐れた財務省は消費税を現行の15パーセントから19パーセントに上げるよう時の政権に働きかけた。時の政権は財務省の圧力に屈し、増税案の実行を受け入れざるを得なかった。しかし時の政権は個人消費落ち込み、景気後退による支持率低下をおそれ、「消費増税をやるかわりに50項目の個人消費喚起施策の立案、実行」を各省庁に指示した。

経済産業省にも施策案を出すよう指示が来たので、職員から公募することにした。大中小さまざまな施策のフラッシュアイデアが出されたが、ある中堅幹部から出された「女子プロレスオールスターカップ戦の開催」という案が政府高官の目に留まり、その高官もプロレスファンだったこともあり、「消費増税に伴う景気落ち込みに対応するための個人消費喚起施策案」のメニューに組み込まれた。

経済産業省から出た施策のたたき台は、国内の主要女子プロレスリング4団体の全面協力を仰ぎ、超一流16選手参加による総当たりリーグ戦を2週間、全国15大会で開催し、普段は団体の壁があり、見る事の出来ない対戦カードを提供し、会場やパブリックビューイング、ネット中継による興行収入による数十億単位の個人消費促進とあった。

たたき台は荒削りなものだったが、効果のところに観客動員50万人、客単価5千円で25億円、ネット中継やグッズ収入を合わせると50億近い経済効果が見込まれると書いてあったものだから、この施策案は経済対策会議を通過し、個人消費促進施策として実施する50項目の施策に入ってしまった。

「女子プロレスの対抗戦なんてできるわけないですよ。」
プロレス興行、勝者と同じ数だけ敗者がいる。4団体のマッチメイク調整だけでも大変な手間と労力を要するだろう。
「内田君、これは国策なんだよ。要はその4つの会社にどんな手を使ってでもオールスター興行の実施を呑ませればいいだけだ」
経済産業省の幹部が広告代理店スタッフを諭す。

2018年1月15日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 第150-154日目

150日目 1月26日
この日もネクロゴンド東部の森でひたすらトロル、フロストギズモ、ミニデーモン、ごくまれにべホマスライムを掃討。この日も野営。

151日目 1月27日
女勇者セメントはシャワーを浴びたくなったのでいったん掃討を切り上げ、ラーミアに乗ってダーマへ。宿坊で一泊。

152日目 1月28日
斬撃の練習相手として、打撃防御の練習相手として、力強くタフなトロルは格好の練習台。そう考えてセメントはラーミアに乗ってネクロゴンドヘ。戦って戦って鬼と化した。ネクロゴンド東部で野営。

153日目 1月29日
この日もトロル、ミニデーモン、フロストギズモ相手に鋼の鞭を振るったセメント。次にバラモスとやるときには負けは許されないのでとにかく人並み外れた強さを手に入れるしかない。この日も野営。
セメント・スターリー・エスプレッシーボ(16)レベル46
身長159センチ、体重68.5キロ、復讐の鬼。

154日目 1月30日
この日もトロル狩りを続ける。最近は2回の鞭打撃でトロルを悶絶させられるようになってきた。バラモスに敗北後、壁にぶち当たったが、次の対戦では負けは許されないので打撃の力を極限まで高めるしかない。この日も野営。

2017年12月26日 (火)

新説ドラゴンクエスト3 第130.131.132日目

130日目 1月6日
サマンオサの森の中で夜まで索敵。いまごろバラモス軍は私の行く手を全力で追っているはず。となるとボストロールがいなくなって指揮系統が混乱しているサマンオサが一番隠れるにはいいのではないかと判断した。コングやキラーアーマーを掃討しつつ夜になって宿屋泊り。

131日目 1月7日
次にバラモスとやるときは負けは許されない。
自分がバラモスの立場だったらどうするか。配下にできない以上は殺してしまうか、脱出不能なところに半永久的に監禁してもてあそぶ、というパターンだろう。バラモスの性癖から考えると後者を選ぶか・・・・それは死より恐ろしい。だから次やるときは絶対に負けられない。しかしバラモスの耐久力は異様だ。あの時、斬っても斬っても傷跡が再生したのは記憶に新しい。
(一体どうすればいいのか・・・)
考えた末に出た結論は、一撃一撃を重くするほかないというものだった。
この日はサマンオサ南の洞窟で魔物を掃討訓練。ゾンビマスターの集団の魔力吸収がうるさかったが、あとはたいして問題なく掃討。サマンオサ宿に一泊。

132日目 1月8日
引き続きサマンオサ南の洞窟で雑魚敵を倒しながら鍛錬を重ねる。ボクに一の恥辱を与えたバラモスをいますぐぶっ殺しに行きたいが、いまはまだ力をつけるべきだということはこの間の戦いで痛感した。この日もサマンオサの宿屋泊り。

2017年7月17日 (月)

新説ドラゴンクエスト3 第79日目 魔族会議

79日目 11月16日
ネクロゴンド奥地では、バラモス城では魔族が幹部会議を開いていた。バラモスが上座に座り、ボストロール、アークヒドラ、そして数人のエビルマージが列席していた。
各エリアの責任者が活動報告。といっても人間の邪魔者を何人殺したとかという話。

「その後、あのセメントとかいう女勇者の動向はどうかね」
エビルマージのシニアマネジャーが発言。
「はっ・・・・世界各地で姿を見たという報告が相次いでおります。一か所に長く滞在しないことで追跡を振り切っておりなかなか用心深いやつと思われます」
ロマリア地区担当のエビルマージマネージャーが報告する。
「世界中、船?となると奴の狙いは世界中に散らばるオーブを集めてここへ攻め込むつもりではないか、早く潰さないとここの守りが危うくなりかねん」
エビルマージのリーダー格であるシニアマネジャーが懸念を示す
「アークヒドラよ」
それまで報告を聞いていた魔王バラモスが口を開く
「シニアマネジャーの推論が正しいとするとだ・・・6つのオーブのうち2つはわが軍の手にある。うち一つは君が持っているのだから、さりげなく伝わるようにうわさを流して、その女勇者をジパングにおびき寄せて、しかるのちに魔王軍の恐ろしさを味わわせてやるがよい」
「・・・・了解した」
(バラモスの野郎)
彼は大魔王ゾーマに忠誠を誓った上級魔族であった。すべての世界を闇と絶望に覆いたいと願うゾーマは、この世界侵攻の総司令官としてバラモスを、サブとしてボストロールとアークヒドラを任命した。誇り高い邪龍族の系譜を継ぐ私があのトカゲ野郎の指示に従わねばならんのだ。彼は大陸東側のエリアの侵攻を任されていたが、侵攻に興味を示さず、もっぱらジパングの若者を虐殺し、苦しみ絶望恐怖を生み出し、ゾーマの覚えをよくすることしか考えていなかった。
入手した情報によると女勇者は単独ですべての敵を撃破しているらしいからかなりの手練れ・・・・もしかするとバラモスの野郎は私と女勇者を激突させ、共倒れさせようと考えているのかもしれぬ。私が奴の立場だったら息のかかったエビルマージだけで幹部で固めにかかるだろう。気が重いが、その女の能力が強大になる前に潰しておくのが上策・・・・
そう考えながらアークヒドラは4頭立て翼竜の引く天空馬車に乗り込んだ。

女勇者セメントは、しびれあげは相手にあっさり敗れたので、スーの探索を諦め、サンチャゴ号に乗り込みアリアハンから南へ航行。ムオル東の岬のあたりで夜になった。この日は船中泊。

2017年7月15日 (土)

20170715

全国のプロレスファンの皆様こんばんわ。

■プロレス

大仁田軍団VS諏訪間 7.16電流爆破

特別レフェリーカシン、そして雷陣明が諏訪間のパートナーとして参戦。まあ大仁田全日参戦のバーターだと思うが、ボーダーレスな時代になったものだ。

■相撲

稀勢の里休場

大相撲名古屋場所は鶴竜稀勢の里照の富士が負傷欠場する大荒れの展開。これはまた優勝は白い子か。

豊ノ島 この原稿を書いている時点では幕下28枚目で2勝1敗。

■野球

中日岩瀬943登板

米田徹夜の記録まであと6。

巨人2塁マギー解禁

マギーと村田の同時起用を解禁。超金満打線発動。

より以前の記事一覧